【2021年8月版】アルコール製剤(食品添加物グレード)は何を買えば良い!?再購入のため1年ぶりに調査したら大きな変化があった件

【2021年8月版】アルコール製剤 は何を買えば良い!?Alc.75%~77% 新型コロナウィルス
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コロナ禍、一向に終わりが見えませんね。去年の8月に購入したアルコール製剤:メイオールNEO15kg(一斗缶)も、なんと空っぽになってしまいました。

私の使用頻度だと、ちょうど一斗缶=1年分の消費量だったことが分かります。一人暮らしだとちょっと多いかなとも思いましたが毎日使うもの。使用期限もないようなものですし、蓋もしっかり閉じられるので、一斗缶がベストだったなぁと思います。

繰り返しになりますがコロナ禍は終息の兆しが見えません。なら“追い一斗缶”するしかない!ということで、1年ぶりにアルコール製剤を調査してみました。

……すると在庫や値段相場が驚くほど違ってます。ちなみに以下が2020年8月版のまとめ記事です。

本ページでは、2021年8月の最新版として(私が一斗缶を買い直すこともあり)実用性重視で調べてみました。

皆さんが食品添加物グレードのアルコール製剤を購入する際の参考になれば幸いです。

前回(2020年8月)との状況の違いから見る、製品の選び方

【2021年8月版】製品の選び方:考察

状況が変わったのであれば、その内容を分析することはとても大事です。製品をご紹介する前に、今アルコール製剤を購入するにあたっての私の見解をまとめておきます。

品不足が改善された

前回は(2020年8月)はとにかくアルコール製剤不足。高アルコールの洋酒なども消毒用に代用されていたぐらいでした。

ですから、知らないメーカーが販売する製品を不安な気持ちで購入する。もしくは瞬時に売れきれる大手製品(パストリーゼ77)の販売ページに張り付く。……そんな状況だったと思います。

今ではそういった供給不足も改善し、うれしいことに選び放題の状況にまで改善しています。

まこと
まこと

前回はとにかく多くの製品を掲載することに主眼を置きました。選び放題になった今回は、マイナーで販売店も少ない製品はご紹介する意味はなさそうです。

高アルコール濃度製品も買えるように

国はコロナウィルス対策として、アルコール濃度70%以上95%以下を推奨しています。手に入らない場合は60%台でも良い……というスタンスでした。以下は参考リンクです。

新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
新型コロナウイルスの消毒・除菌方法についてを掲載しています。

品不足が改善されたことに起因しますが、今では70%以上のアルコール製剤も普通に手に入るようになりました。

現在も続くコロナ禍においては、特別な理由がない限りアルコール度数が低い製品をあえて買う必要はなくなったと思われます。

とは言えアルコール度数は高ければ良いわけでもありません。高すぎると揮発しやすくなり効果が下がりますし、ひいては引火&発火しやすくもなります。

そのため今回の調査では、使いやすいと言われる75%~77%製品をメインにすることにしました。

まこと
まこと

皮膚が敏感などの理由がある場合は60%台の方が良いかもしれません。

大手製品でも安くなった

アルコール製剤不足のため、去年は大手メーカーの製品はかなりぼったくりの価格でした。酷いところでは定価以上の値段で販売(転売含む)していた業者さえいましたね。

しかし現在では品薄も改善されたため、それでは売れません。結果として安くなり、大手メーカーと無名メーカーの値段の差もほとんど無くなっています。

現実問題として、除菌・除ウィルス対策では大手メーカー・無名メーカーで差はありません。

しかしながら少なくとも、特に安くもない無名メーカーの製品を買う理由は無くなったと思います。同じ値段であれば販売実績のある大手製品を買っておけば間違いないでしょう。

結論:2021年8月のアルコール製剤の選び方

ここまでの結論として、2021年8月時点でのアルコール製剤は、以下のいずれかの基準で選べば良いと思います。

  • 大手・ブランド重視で選ぶ
  • とにかく価格で選ぶ

どちらで選ぶかは価値観によるところですが、大抵の方にとってはこのいずれかの基準で良い買い物ができるのではないでしょうか。

加えて、今回ご紹介する製品の前提を、改めて以下と定義したいと思います。

  • 食品添加物グレードのアルコール製剤
  • サイズは一斗缶(15kg≒17L~18L前後)
  • アルコール度数は75%~77%前後の製品
  • 安くても買いづらい(販売店が激小)な製品は扱わない
  • ブランド品でも高すぎるのは扱わない

お待たせしました。それでは次項で具体的な製品を見ていきましょう。

大手・ブランド重視で選ぶなら

ブランド重視
お父さん
お父さん

あまりに安いメーカーや、知らないメーカーはちょっと抵抗がある。

わかば
わかば

それほど大きな値段差が無いなら有名な製品の方がいい!

こんな考えをお持ちの方であれば、大手の販売するアルコール製剤から選んでおけば間違いありません。

今では激安製品との値段の違いも、安いものなら一斗缶でも1,000円~2,000円程度ということもありますので。

ドーバー パストリーゼ77

ドーバー酒造株式会社 ドーバー パストリーゼ77
販売価格帯8,800円~9,500円
最安値8,800円
(2020/8時点の最安値: 9,288円)
L単価(最安値計算)1リットルあたり: 511円
容量17.2L
アルコール濃度77%
成分
  • エタノール 70.13%
  • 緑茶抽出物 0.01%
  • 乳酸ナトリウム 0.01%
  • グリセリン脂肪酸エステル 0.01%
  • ショ糖脂肪酸エステル 0.01%
  • 精製水(純水) 29.83%

アルコール製剤で頭一つ抜けてブランド化されているアルコール製剤が、ドーバー パストリーゼ77です。従来より事業向けのみならず、一般消費者にも販売していた結果でしょう。

ただしブランド化されている=その分明らかに値段はお高め。コスパ的にはあまり良くないので「これじゃあないとダメ!」という方向けですね。

私も以前は盲信的にずっとパストリーゼ77を使ってましたが、買えなくなって一度メイオールNEO(後述)を使ったら使用感はほぼ変わりませんでした。なので個人的には値段が安くなければ無理して買うことはないかな、という感じです。

まこと
まこと

あくまで個人的考えですので、パストリーゼ77がいいと感じていれば良い選択だと思いますよ!

メイオールNEO

三菱商事ライフサイエンス株式会社 メイオールNEO
販売価格帯5,400円~6,500円
最安値5,400円
(2020/8時点の最安値: 9,698円)
L単価(最安値計算)1リットルあたり: 317円
容量15kg
アルコール濃度75%
成分
  • エタノール 68.0%
  • グリセリン脂肪酸エステル 0.050%
  • 乳酸 0.045%
  • 乳酸ナトリウム 0.005%
  • 水 31.9%

誰もが知っている三菱系ブランドのアルコール製剤です。個人用途としての知名度はパストリーゼ77には遠く及ばないかもしれません。しかしメルシャン時代からも業務用として長く使用されてきた実績があります。

最大の特徴としては、大手製品なのにひときわ安くなったこと。1年前は1万円弱したのが、現在は5,500円前後まで値段が下がりました。よって現状では非常にコスパが高いと思います。

製品について詳しくは、私が調べた&使ったことを記事にしていますので参考にしていただければ幸いです。結論を書いちゃいますが、私も今回これをリピしました。

セーフコール75

株式会社ニイタカ セーフコール75
販売価格帯6,200円~7,500円
最安値6,200円
(2020/8時点の最安値: 8,800円)
L単価(最安値計算)1リットルあたり: 364円
容量17L
アルコール濃度75%
成分
  • エタノール 67.89%
  • グリセリン脂肪酸エステル 0.20%
  • グリセリン 0.20%
  • クエン酸ナトリウム 0.05%
  • 乳酸 0.02%

ニイタカが製造するアルコール製剤です。ニイタカという社名を聞いたことがない方も多いかもしれませんが、業務用としてはとても有名な会社。大手も大手、上場企業です。

こちらも大手ブランドのアルコール製剤にしては比較的安く、複数のお店で6,200円~7,500円前後で販売していました。こちらもセールなどで安く買えるのであれば有力候補となるでしょう。

アルペットHN

サラヤ株式会社 アルペットHN
販売価格帯9,400円~10,000円
最安値9,400円
(2020/8時点の最安値: 12,600円)
L単価(最安値計算)1リットルあたり: 552円
容量17L
アルコール濃度75%
成分
  • エタノール 67.1%
  • グリセリン脂肪酸エステル 0.3%
  • グリセリン 0.2%
  • 乳酸ナトリウム 0.0065%
  • 精製水 32.3935%

サラヤという会社が製造するアルコール製剤です。サラヤと言えば、ヤシノミ洗剤が有名ですね。余計なものが入っていないので、私も何十年と使っています。

そんなサラヤが販売するアルコール製剤ですから間違いはないでしょう。

一斗缶で9,400円~10,000円での販売がボリュームゾーンと、パストリーゼ77よりもちょっと高い値段設定ですが、この会社にブランド力を感じる方にはありかもしれません。

ハイアルコールスプレー

ライオンハイジーン株式会社 ハイアルコールスプレー
販売価格帯2,700円~3,500円
最安値2,700円
(2020/8時点の最安値: 4,212円)
L単価(最安値計算)1リットルあたり: 540円
容量5L
アルコール濃度75%
成分
  • エタノール 67.9%
  • クエン酸 0.01%
  • クエン酸ナトリウム 0.004%
  • 精製水 32.086%

こちらも知らない人はいない、ライオン系列のアルコール製剤です。

こちらは唯一、一斗缶を販売しておらず、1Lと5Lがメイン。よって一斗缶では量が多すぎたり、置く場所に困ったりする人には選択肢としてはありではないでしょうか。

ちなみに5Lで価格は2,700円~3,500円ほどでしたから、L単価は540円。パストリーゼ77の一斗缶(L単価511円)よりも少し高くなりますね。

多少の割高感はありますが、一斗缶が不要な方にはありではないでしょうか。

価格重視で選ぶ

価格重視
お父さん
お父さん

アルコール製剤は発酵して作られたエタノール+水が主成分。成分はほとんど同じだから値段は安いにこしたことはない。

わかば
わかば

コロナで懐事情が厳しいからとにかく安い方が良い。

こんな方は、大手メーカーにこだわらず安い製品を選べば良いです。

アルコール製剤の成分は、その99%以上が水と発酵させたエタノール。原材料の質に違いはあるかもしれませんが、消毒用に神経質になる必要は無いと私も考えています。

そもそもが国が認めた食品添加物グレードに分類される製品です。食品に練り込むことも可能な成分で作られるアルコール製剤なのですから、そう気にする必要はないでしょう。

まこと
まこと

最初にも書いたとおり、大手も安くなってきたため安さ重視は2製品しかありませんでした。

ユービコール75

セッツ株式会社 ユービコール75
販売価格帯4,600円~5,200
最安値4,600円
(2020/8時点の最安値: 5,280円)
L単価(最安値計算)1リットルあたり: 270円
容量15kg
アルコール濃度75%
成分
  • エタノール 67.900%
  • 乳酸ナトリウム 0.025%
  • 精製水 32.075%

去年最も安かったユービコール75ですが、今回もこれが最安でした。最も安いお店で一斗缶4,600円~5,200レベル。ただし、個人宅には発送できないお店もあることには要注意です(最安値のお店がそうでした)。

製造会社はセッツ株式会社という会社です。全く聞いたことがない会社でしたが、調べてみると資本金は12億オーバー。2017年には日清オイリオグループの完全子会社になった会社でした。

実質的にはブランド品とも言って良いレベルだと思いますので、品質も気にする必要はないかもしれません。安く手に入るのであればかなりお勧めです。

個人宅には発送できないお店で買う方法

個人事業主をしている方などで、屋号、つまり仕事用の名称がある方は個人宅不可の商品も基本的に買うことが可能です。

送り先に屋号を入れれば事業所扱いになるわけですね(自宅を事務所にしている事業者は普通にあります)。

私も個人事業主ですが、個人宅不可の商品を買えなかったことは一度もありません。

キリットSP

青葉化成株式会社 キリットSP
販売価格帯4,800円~
最安値4,800円
(2020/8時点の最安値: 6,450円)
L単価(最安値計算)1リットルあたり: 282円
容量15kg
アルコール濃度75%
成分
  • エタノール 67.9%
  • DL-リンゴ酸ナトリウム 0.1%
  • 食品素材 32%

調査時の価格は5,300円+500円クーポンからありましたので、実質4,800円~ということになります。販売店は少ないですが、安定して安く販売しているようですので掲載しました。

製造会社は青葉化成株式会社というところで、食品関係の事業をしています。

大きな会社ではありませんが、人の口に入る物を扱う仕事で60年以上やっている会社。ひいては比較的安心できるのではないでしょうか。

まとめ

こうやってご紹介してみると、価格重視で2件しかありませんでした。

というのもメイオールNEO&セーフコール75が5,000円台~6,000円台とかなり安く、それより安い価格重視の商品が他に見つからなかったからです(逆に言えば、メイオールNEO&セーフコール75がここまで安くなければ価格重視の製品がもっとご紹介できたのですが)。

個人的には上でも書いたとおり、メイオールNEOの一斗缶を再購入しました。昨年は1万円近くしたので、今回は半額近くで買えたことになります。

今後はいつもこのくらいの価格で買えるかもしれませんね。本記事がアルコール製剤購入の参考にしていただければ幸いです。

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