一人暮らしするために必要なお金は!?いくら貯めれば良い!?初期費用・ランニングコストなどのかかるお金一覧。

一人暮らし×必要なお金 一人暮らしを始める前
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一人暮らしはお金がかかります。ご存じの通り、特に始める際にはまとまったお金が必要。さらには毎月の生活費はもちろんのこと。不定期・想定外にかかるお金もあります。

たくさんのお金がかかることですから、一人暮らしを始めるには計画性が大事です。そのためには「どれくらいかかるかな」という事前の試算がかかせません。

必要なお金は人によって大きく変わります。最初にいくら貯めておけば良いか。そして毎月いくら稼いでくれば良いかを知るためにも、本ページを読みながら試算してみてください。

まこと
まこと

必要なお金が違うのは、家賃や生活費、新生活にどれくらい家具・家電を買うかによって大きく変動するからです。「これは当てはまるかな」「これは不要だな」「自分には必要だな」等と、考えながらご覧になってみてくださいね。

1.初期にかかるお金の例

住居が賃貸の場合は、契約するのに多額の初期費用がかかるもの。加えて新生活に必要な家具・家電・消耗品にもお金がかかります。

これらの最初のお金が、一人暮らしスタートの最も大きなハードルであるのは間違いありません。金額が大きいからこそ、どれにどれくらいかかるか・かけるかを充分に検討しておく必要があります。

部屋を借りるための初期費用

一人暮らしを始める際の住居は、大抵の方は賃貸だと思います。家賃は共益費+管理費の合計金額ですが、これは毎月の決まった固定費。引っ越すまでついて回るものですから、あまり無理しないようにしてください。

家賃の目安としては、月の手取りの1/4、多くても1/3程度をお勧めします。

一般的に“収入”の1/3がMAXです。昔からの慣例としてこれを目安にしている人も多いですが、個人的にはちょっと高い気も。現実的には収入ではなく“手取り”を目安にされることをお勧めします。

ベースとなる家賃が決まれば、おおよその初期費用がでてきます。ここでは7万で算出した例です。

項目単位家賃7万時の例
敷金 1~2ヶ月分 14万
礼金 1~2ヶ月分 14万(2ヶ月計算)
仲介手数料 0~1.1ヶ月分 7.7万(1.1ヶ月計算)
火災保険2年契約1.5万
当月分家賃日割り0日~30日分3.5万円(15日分計算)
翌月前家賃1ヶ月分7万円
その他(不動産屋による)
※鍵交換費
※室内消臭
※生活サポート
2.2万
合計49.9万

仮で合計すると、49.9万円になります。これは家賃7万に対して7.12倍相当です。

その内、当月分日割り家賃・翌月分家賃はランニングコストとして分けて考えた場合は除外して39.4万円=家賃7万に対して5.6倍です。

よって初期契約料は5倍~6倍前後と考えておくと良いでしょう。

親が保証人ではなく、賃貸保証会社を利用する場合は、さらにお金がかかります。家賃半月分など、その費用は保証会社によって変わります。あとは敷金礼金1や0もめずらしくなくなってきました。

引越し費用

実家からの引越しであればそれほど持ってくるものは少ないはず。その場合、家族や友達の車で事足りるという場合も多いかもしれません。

専門の引越し業者を使う場合、当然それなりに費用がかかります。かかる費用の指標となるのは、移動距離と荷物量(トラックの大きさ)です。

私の例ですが、同じ市内で荷物が少なければ2万以下で済んでいました。対して荷物が多くなってくるとトラックが大きくなり、3万円台という経験もあります。

繰り返しになりますが、市外や他県など距離が離れるにつれ、費用も比例して高額になります。初めての新生活であれば、あれこれ持っていかない方が良いかもしれませんね。

参考までに私の知人の一人暮らしは、九州から東京まで9万位だったとのことです。やはり距離があると高いですね。

業者を使う際に最も重要なのが引越しをする時期です。できるだけ2月~4月上旬は避けてください。この時期は引越し料金が2倍~3倍は当たり前。年に一度の繁忙期だからです。

新生活の初期費用

これも一式揃えると結構かかります。ですので最初から全て揃えるのでは無く、お金に余裕ができてから少しずつ買い足すのでもかまいません。

というかむしろ少しずつがお勧めです。ほとんどのものは、例え無くとも不自由はあれど生活はできるものですので。

絶対に無ければだめ!というのは寝具と生活用品、その他プラスαくらいです。

まこと
まこと

少しずつ買い足していくのは、一人暮らしの楽しみの一つだったりもしますよ。

寝具

  • 敷き布団・敷き布団カバー・掛け布団(夏ならタオルケットでも)
  • 枕・枕カバー
  • タオルケット(必須ではないが暑い時期はこちらが快適)
  • 毛布(必須ではないが寒い時期は是非欲しい)

生活用品

  • ティッシュ
  • トイレットペーパー
  • 歯磨き粉
  • 歯ブラシ
  • シャンプー・コンディショナー
  • 石けん
  • バスタオル・ハンドタオル
  • トイレブラシ
  • ゴミ袋
  • 下着・洋服・靴下

家電

  • ドライヤー(男はなくても無問題)

その他

  • カーテン(女性は必須。男は最悪後になっても可)
  • 照明(付いていない場合。最悪夜真っ暗でよければ可)

本当の最低限はこの位です。2~3万あれば事足りるでしょうか。

自炊する人はその他に炊飯器やガスコンロ(ついて無い場合)、冷蔵庫、調理器具・調味料などもかかりますのでプラス5万~10万位です(冷蔵庫がちゃんとしたものを買うと高い)。

他にテレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど、あったら良いものはいくらでもあります。しかしとりあえず……ということであれば必要なものはそれほど多くありません。

初期にかかるお金のまとめ

引越しや新生活の初期費用は削ることができるため、大部分をしめるのが賃貸契約の初期費用です。

先ほども書いたとおり、家賃契約はおよそ家賃の5~6ヶ月くらいかかるもの。+1ヶ月分強として、7ヶ月分くらいに見ておけばくと良いのではないかと思います。

例:家賃7万であれば、50万程度

2.毎月かかるお金の例

毎月継続的にかかるお金、つまりは一人暮らしの維持費・ランニングコストとお考えください。ここで見積もるトータル金額は、必ず月の手取り収入の範囲内に納める必要があります。

毎月かかる費用には、以下の2種類があります。

  1. 確実にかかるもの=固定費
  2. 不確定な物=仮の予算

1の確実にかかるものは計算しやすいですが、2の不確定なものは実際に生活してみないと案外わからないもの。とりあえずは仮の予算として確保し、生活していきながら予算を変更していくと良いでしょう。

家賃

家賃は毎月必ずかかる費用の中で、最も負担が大きなものの一つ。これは完全な固定費ですね。家賃とは以下を合算した金額です。

  • 家賃
  • 管理費(共益費)

一人暮らしだと地域にもよりますが、20㎡~30㎡で5万~10万くらいがボリュームゾーン。同じ広さであれば、マンションの方が高めで、アパートの方が安めです。

ここでは詳細は控えますが、やはりマンションの方が建築費用がかかっている分だけあって、音が響きにくく、値段分の価値はあります。

例:70,000円/月

食費

自炊するか、外食・お弁当にするかによってもかなり異なります。

当然、外食・お弁当は高いです。1食500円と安く見積もっても3食30日分食べれば45,000円にもなります。

1食分の費用(円)1日3食・30日分の費用(円)
40036,000
50045,000
60054,000
70063,000

そもそも1日3食食べる必要があるか……という問題もあります。デスクワークで身体をあまり動かさない場合、2食でも充分カロリーが足りることもありますよ(私がそう)。1日1食の方が健康的だという意見すらありますね。

やはり圧倒的に安いのは自炊です。自炊ならひと月1~2万円で済ますことも不可能ではありません。

まこと
まこと

自炊は格安外食チェーンで食べるよりも安くできるんですね。しかもそれほど難しいことではないんですよ。

例:20,000円/月予算

水道光熱費

水道光熱費とは、電気代・ガス代・水道代のこと。これらは家にどれくらいいるかによってもだいぶ変わってきます。

例えばフリーランスの私は一日家にいることが普通ですので、どうしてもそれらの使用が増えます。特に夏や冬はエアコン代でびょんと跳ね上がることに。1年で平均すると、おおざっぱですが1万~1.5万円くらいですかね。

昼間はいつも仕事で不在……ということであればもう少し下がることが多いでしょう。あとは夜中もエアコンを付けるかなどの使用習慣も大きいですね。

まこと
まこと

エアコンの燃費(エネルギー効率)によって、夏・冬の電気代が大幅に変わるので注意が必要です。やっぱり新しい方が良いです。

例:10,000円/月予算

通信費

通信費とは、ネット回線(光回線/ADSL/CATV/Wimax)や携帯電話料金などの通信に関する費用です。

ネット回線は、光回線などの固定回線派と、Wimaxなどの持ち運びできる回線派に分かれると思いますが、いずれも月5,000~6,000円前後程度です。スマホで充分事足りるため、契約しない派もいるかもしれませんね。

携帯電話は今は誰もが契約しているアイテム。格安SIMなら月1,500円~。大手キャリアなら月5,000円~といったところでしょうか。

例:10,000円/月予算(固定回線・スマホ込み)

生活用品費

生活する上でかかる消耗品です。定期的に買わなければならないものを想像してみてください。

  • ティッシュペーパー
  • トイレットペーパー
  • 食器用洗剤・スポンジ
  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • シャンプー・コンディショナー
  • 石けん

使用状況により必ず毎月買うわけでもないと思いますし、実際生活してみないと分かりませんよね。ですので適当に予算をみておけばOKです。

例:10,000円/月予算

エンタメ費

エンタメ=つまり楽しむ用の費用です。

  • Amazon Prime等の有料動画
  • 書籍・マンガ
  • CD/DVD
  • その他趣味

等など。毎月必ずお金を使っているようなことがあれば、多めに予算としてみておくのが良しです。

例:10,000円/月予算

交際費

交際費は、人との遊ぶための費用です。大切な人と飲みに行く用途であれば、食費ではなくこちらに入れた方が良いかもしれません。

これに関しては本当に人それぞれですので、月0円の人もいれば月5万と見積もるのもありです。

例:10,000円/月予算

美容代

美容院代や、女性ならネイルやお化粧品などの費用です。美容院は実際には毎月ではないかもしれませんが、1~3ヶ月でカットする人が多いのでこの項目にいれておきます。数ヶ月に一度の方は、年間の平均値を月の予算に組み込んでみてください。

美容院の計算例

2月に1度カットで5,000円であれば、年30,000円。 その内2回に1度(つまり4ヶ月に1度)5,000円のカラーをすれば追加で年15,000円。

1年間の合計金額45,000円を12で割れば、月あたり3,750円かかるという計算になります。

なお、ネイルやお化粧品は私は門外漢なので分かりませんが、当のご本人が一番良くご存じのことですよね。相応しい額を美容代として月の予算に組み込んでみてください。

例:10,000円/月予算

洋服・下着代

洋服等の衣類をどれくらい買うかは本当にひとそれぞれですね。ユニクロやGUでいいならすごく安く済みますし、ブランド物を買えばいくらでもかかります。そもそもめったに買わないという人もいるでしょう。

ご自身の状況に合わせて予算に組み込んでみてください。

例:10,000円/月予算

趣味・嗜好品代

こちらも人それぞれですね。嗜好品というのは、お酒たばこなど、無くてもよいけれども好んでたしなむものです。その他趣味も含め、つまりは自分が楽しむ用の費用です。

  • お酒
  • タバコ
  • Amazon Prime等の有料動画
  • 書籍・マンガ
  • CD/DVD
  • その他趣味

こちらに関しては余裕資金で行うのが良いので、余ったお金の範囲で予算をたてると良いでしょう。

まこと
まこと

最も削りやすい費用ですので、実際生活してきびしければ、真っ先に削減候補になります。

例:10,000円/月予算

クルマ関連代

駐輪場、ガソリン代など、確実に毎月かかってくるものの予算です。使用状況により異なりますので、どのくらいかかるか試算してみてください。

例:10,000円/月予算

保険代(月払い)

生命保険・医療保険などに加入しており、月払いにしている場合はそのまま予算に組み込みます。

半年払いや年払いをしている場合は、ひと月あたりに直して予算に組みこむと良いでしょう。

例:5,000円/月予算

NHK受信料

2ヶ月払い・6ヶ月払い・1年払いとありますが、実際は毎月払っているようなものです。こちらもひと月当たりの平均を予算に組み込むと良いでしょう。

もちろんテレビ(地上波)を受信できる機器がなければ、支払う必要はありません。ある場合は法律上契約する必要があります。……が、契約しなくても罰則はありません。

まこと
まこと

一人暮らしのNHK加入率ってすごく低そう……(汗)。営業マンから「ただ名前だけ書いて」と言われて書いちゃうとそれが契約書だったりするので気をつけてくださいね。

例:0円/月予算(契約しない場合)

毎月かかるお金のまとめ

月ごとの費用は、個人の生活によって大きく異なります。ここまで例として記載した予算を合計すると18,5万円。そうなると、手取り20万くらいは必要になってきますね。

ご自身の収入と相談して、何にどれくらいかけるか(かけないか、節約するか)を考えてみてください。

3.一定おきにかかるお金の例

年に一度・数年に一度など、一定おきにかかるお金です。

賃貸保証会社の保証料

賃貸保証会社の保証料は、会社によって異なります。一度保証料を支払えばずっと有効な会社もあれば、2年に一度、1年に一度など、定期的に保証料を支払う会社もあります。

どういったスパンで費用がかかるかを契約時にきちんと確認しておきましょう。

賃貸更新料

ここ関東ではほぼ2年毎に、賃貸契約を更新します。家賃の1ヶ月分が多いですね。併せて不動産管理会社の事務手数料を0.5ヶ月ほど徴収される場合もあります。

契約書に必ず記載がありますので、最初に確認しましょう。

なお、賃貸更新時には火災保険の更新が同時に行われる場合も。その際はさらに1.5万~2万ほどの費用がかかります。

地域によって契約期間や更新料の慣習は異なります。例えば大阪と兵庫などではあまりないようです。その代わり敷引きという、返してもらえない初期費用がかかることも。契約時に必ず内容をご確認ください。

浄化槽の清掃・点検

下水道が完備されていない場合は、浄化槽という汚水を綺麗にする設備が存在する場合があります。特に古い家が多い地域や、駅から離れている家に見受けられますね。

この浄化槽は、一定おきに清掃・点検の必要があります。一戸建ての場合は借主負担になるケースもありますので、契約時にご確認ください。

契約書や特約事項に浄化槽の事が載っておらず、この費用を貸主・借主のどちらか負担するかでもめる場合があるようです。もめるのは避けたいですから、必ず事前に確認しておくのが𠮷です。

自治会費・町内会費

地域によっては、自治会費・町内会費に加入が半強制の場合があります。この場合、月数百円~1000円程度で徴収されます。加入したくはありませんが、実際には加入せざるをえません。

半年に一度・一年に一度など、まとめて徴収される場合は結構な額に驚くこともあります。

まこと
まこと

加入しないとゴミを捨てさせてもらえない……なんてこともあります。戸建ては加入することが多いようですね。

クルマ関連の維持費

クルマ関係は、定期的に支払うものがたくさんあります。

  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 車検・点検費用

それぞれ時期は違いますが、いずれも一定毎にお金がかかります。車種にもよりますが、年間にするとおおよそ15万~25万前後とも言われます。

定期検診・健康診断

年に一度程度は定期検診・健康診断に行かれることをお勧めします。健康そうに見えても、隠された病気の芽が見つかることもあるかもしれません。

料金は、何の項目をどこまで詳細に検査するかで当然ピンキリ。特に女性は乳がん検診や子宮がん検診などは重要だと言いますね。

まこと
まこと

お勧めしてはいますが、これは私もなかなか実行できてません。。言うは易く行うは難しです。

歯の定期検診・クリーニング

3ヶ月に一度は、歯の定期検診・クリーニングの点検をお勧めします。これは私もきちんとできていますよ(^-^)

行うメリットは以下です。

  • 虫歯ができても早期発見できる(その分治療費が安くなる)
  • 歯が白くなる(コーヒー・紅茶などの着色が落ちる)
  • 歯石が取れる
  • 口の健康を維持できる
  • 口臭対策にもなる

特に歯石は絶対に貯まっていくので、どなたにも必要です。金額は歯科医院によってまちまちですが、定期検診をかねたクリーニングで1回2千円~4千円程度(保険診療)が一般的でしょう。

これくらいの費用でお口の健康が維持できるのですから安いものです。歯を悪くしたらご飯も美味しく食べられませんので。

国民年金

20歳以上かつ社会保険非加入の方。例えばフリーランス・自営業の方にとっては国民年金を自分で納付しなければいけません。

本来は毎月払いますが、実際は余裕があるときまとめて払うことも多いので本項に入れました。

まこと
まこと

特にフリーランス・自営の方にとっては節税のため、業績が好調な年にまとめて支払うという方も多いのではないでしょうか。

令和元年度(平成31年4月~令和2年3月まで)は月額16,410円です。 国民年金の保険料は、毎年度見直しがおこなわれます。

国民健康保険

社会保険非加入&親・家族の扶養から外れている方は自分で支払うことになります。こちらは前年度の所得によって大きく変動します。

住民税

給与から天引きされない普通徴収の場合は、6月・8月・10月・1月の4回に分けて納付します。

こちらも前年度の所得によって変動します。

その他各種税金

その他必要な税金があれば、それも当然支払います。

フリーランス・自営業の方は特に多いのですが、所得税・消費税・個人事業税などもあります。

各種イベント

各種イベントには、いろいろとお金がかかります。

  • クリスマス
  • 記念日デート
  • 旅行
  • その他レジャー
  • 家族・友達の誕生日
  • 父の日・母の日・敬老の日
  • お年玉

日常の延長にあるものは月の交際費で賄えればいいですが、それを超えるレベルのイベントは時折やってきます。

一定おきにかかるお金のまとめ

人や住居によってケースバイケースなので一概に予算を出すことが難しい項目です。そのため、ご自身で予想を立てることはもちろん、ある程度の貯蓄を用意しておくのが一番ですね。

4.臨時でかかるお金の例

いつかかるかは分かりませんが、臨時でお金がかかることもあります。そういうものと考え、あらかじめ多めに貯蓄しておくと安心です。

ケガ・病気

臨時でかかるお金の代表例が、ケガ・病気です。病院に関しては手術などになっても高額医療制度があるので一定以上の額にはならないので極端に怖がる必要はありません。

しかしそれでも万単位のお金はかかりますし、先進医療に関しては対象外です。

まこと
まこと

間接的ですが、働けなくなるとその間収入が途絶えることも気になるポイントですね。

損害賠償

自分に責のあることで、物を壊したり、相手にケガをさせたりした場合は、お金を払わなければなりません。

これに関しては相手の被害・損害の程度によりピンキリです。

自転車運転で相手に後遺症が残るケガをさせてしまい、数千万の賠償を命じられたことがありました。こういったことに対する保険もありますので、時には検討しても良いかもしれません。

虫歯・歯の欠損治療

歯の治療でセラミックのクラウンを付ける等の場合、簡単に10万前後飛んでいきます。保険適用のものなら安いんですけどね……。

抜歯が不可欠な程の虫歯の場合などで、インプラントをするなら1本30万~50万はします。高額なため、歯には気をつけたいですね。

まこと
まこと

私は「骨なし」という名称のからあげに骨が入っていて前歯を割りました。店は認めないし、治療のお金はかかるしで大変でした。とは言え訴訟なんて面倒なことはできず泣き寝入りです……。

家具・家電の買い換え

家具・家電はいつか壊れます。これは運次第で、買ってすぐ壊れることもあれば、十年以上持つことも。なので買い換えはいつやって来るか分かりません。

運悪く冷蔵庫や洗濯機などの大物家電が壊れるととても手痛いです。

まこと
まこと

大抵は保証期間が半年~1年はありますが、ちょうど保証が切れたとたんに壊れることがあるのは何故でしょう。

結婚式

親族・友達の結婚はいきなりやってきます。結婚式にはご祝儀を贈らないといけません。

友達でも3万程度以上、親族ならもっとかかります。おめでたい話にもかかわらず、いきなり招待状が届いた時には苦悩してしまうことはよくあることです。

お葬式

こちらも突然やってきます。お葬式には、持っていなければ衣装や数珠も必要ですし、香典も数千円から数万円程度必要になってきます。

各種お祝い

各種お祝い時には、友人には数千円~、親族であればもう少し必要です。例えば

  • 出産祝い
  • 新築・引越し祝い
  • 入学祝い・卒業祝い
  • 長寿のお祝い

等など。こちらも大変おめでたい!のですがお財布が寂しい時には厳しいんですよね。

結論:一人暮らし開始までにいくら貯めれば良い!?

ここまでいろいろとお金がかかることがありました。じゃあいったいどのくらい貯めれば一人暮らしができるのかについて考えてみたいと思います。

初期費用+当面のランニングコスト

不測の事態にまで備えてお金を貯めていたら、いつまでたっても一人暮らしはできません。石橋を叩きすぎてはだめです。とは言え逆に気軽に考えすぎてもだめですが。

一般的には、臨時でかかるお金を除いた金額を考えておくと良いのではないでしょうか。つまりは以下の3つです。

  1. 初期にかかるお金
  2. 毎月かかるお金
  3. 一定おきにかかるお金

不測な支出は必ず出てくるものと考えておく

先ほどの1~3のお金なら大丈夫そう、安心だな!と思われた方もいるかもしれません。

しかし1~3の中でも、予想もしなかったお金がかかるのが一人暮らしという生活です。最低でも1~3プラスαくらいは考えておいた方がベターです。

まこと
まこと

自分では想定していなかった支払いが重なると、結構手痛いです。

すでに安定収入があるかも重要

いくら貯めればいいか、というのは現在毎月入ってくる収入によっても変わります。

初期費用はすでに用意してある。しかも現在のお勤め先で、想定する毎月の金額よりも高い収入があり、それを維持できる。……というなら大抵は問題ありません。

しかし、一人暮らしした後に就職先を見つけるなどの不確定要素があると、見通しが怪しくなります。

これまでに書いたとおり、毎月の入ってくるお金はランニングコストよりも必ず上回る必要があります。しかし実際にはそれを満たす収入の仕事がなかなか見つからないかもしれません。

そのため働き口が決まっていない場合は、より多くの貯金があった方が安心です。

最低3ヶ月以上の余裕をもっておくことをお勧め

先ほど「予想もしなかったお金がかかる」と書きました。可能であれば、3ヶ月以上は無収入でも暮らせる程度に、貯金額に余裕を持っておくことをお勧めします。

無収入で暮らせる期間は、当然多ければ多いほど安心。できれば6ヶ月以上あればなお低リスクになります。

……が、実はこれは優等生的な回答です。妻子持ちと違い、一人暮らしは身軽なことがメリットです。最低限の初期費用を払える状況であれば、時に勢いで行くのもありだと思いますよ。

まこと
まこと

もちろん、一人暮らしの原則:自己責任において考え・行動してくださいね。

まとめ

一人暮らしをする上で、かかる費用の目安と、どれくらい貯めれば良いかを解説しました。

繰り返しになりますが、人によってかかってくる費用は大きく異なります。ご自身で今かかっている費用を基に、どのくらいかかるかを考えることが大事です。

目安としては、初期費用+当面のランニングコストと書きました。つまりは家賃の7倍程度の初期費用と、3ヶ月ほど無収入でも暮らせる生活費です。

是非お金を貯めて、快適な一人暮らしをスタートしてみてくださいね。

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