親の説得は一人暮らしの一大ハードル!?反対する理由や、相手の気持ちを理解することの重要性を解説します

一人暮らし×親を説得する親を説得する

未成年者にとっての一人暮らしをする際の一大ハードル。それは親の同意・承諾を得ることだと思います。本人の年齢が若いほど、そのハードルは上がりやすいことでしょう。

また、親の同意が気になるのは未成年者だけでもありません。例えば女性の場合は心配されてのこと。仲良し家族の場合は寂しいことなども理由になりえます。

本ページでは親が反対する理由や、その気持ちを理解してあげながら同意・承諾してもらうことについて考察しました。「我が家の親の性格を考えると、同意・承諾を得づらいかな」と気にされる方は参考にしていただければ幸いです。

まこと
まこと

想定読者は主に10代・20代前半の方など、親に反対されやすい方です。親が亡くなっている等、理由がある場合は現在の保護者や後見人と読み替えてください。

親に賛同してもらえないと一人暮らしは難しい

親の賛同は、状況によっては必須条件になることもあれば、そうでない場合もあります。まずはそもそもの親の賛同を得る理由やそのメリットについて詳しく見ていきたいと思います。

未成年の場合は賃貸契約に親の同意がいるのでマスト

これまで他のページでも書いていますが、未婚の未成年者の場合は一人で賃貸借契約をすることはできません。そのため、契約時に親(保護者)の同意が必要となります。

すでに結婚している場合は例外で、成人と見なされるため親の同意は不要です。すでに離婚しても同様で、その効力は継続します。

また、本人に収入が無い(無職や学生)場合、または本人の収入や信用度が著しく低い等の理由により、親名義で賃貸契約する場合。これらも当然親が同意しないと実現できません。

逆に言えば成人していて自分でいっぱしの収入があれば親の同意は必須ではなくなります。その場合でも緊急連絡先として、親の連絡先の記入・電話確認が求められることもありますのでご注意ください。

連帯保証人として親が求められることも

近年では家賃保証会社の利用が急拡大しており、連帯保証人が不要の場合も少なくありません。しかし何万円ものお金もかかりますし、できれば使いたくないですよね。もしも自分で連帯保証人を用意する場合は、親が原則となります。

わかば
わかば

逆に言えば家賃保証会社を利用すればいらないのでは!?

……と思いがちですが、それで良いこともあればNGなことも。というのも、家賃保証会社に加え、連帯保証人を別途立てるよう求められる事もあるからです。その理由は主に以下の2つです。

  1. 本人の信用が低い(年収・勤め先・年齢等)
  2. そもそもそういう物件

1は分かりやすいですね。家賃保証会社が本人以外からもお金を回収できるようにするためです。自分の信用が低いだけで無く、収入に対して家賃がお高めな場合もあるかもしれません。

2もそのまま、そういう物件だということです。家賃保証会社が倒産して保証人無し状態を回避するためだったり、トラブルの抑止力だったり等の理由により、連帯保証人+家賃保証会社が必須な物件があります。

「親の同意が無くても家賃保証会社を使えばOK♪」と考えていたら、大どんでん返しに遭う可能性もあるわけですね。

まこと
まこと

この場合、親と仲違いしていたら非常に困ったことになります。

やっぱり頼れるのは親

初めての一人暮らしはいろいろと分からないことや困りごともあるもの。突然の大きな支出やケガ・病気などのトラブル・悩みだってあります。本当にいろいろなことが起るのが一人暮らしという生活です。

そんな時、頼れるのはやっぱり親なんですよね。人生の大先輩ですから大抵のことは解決してくれるでしょうし、お金の相談もできるのは身内ならでは。唯一無二の頼りになる存在なわけです。

しかしその頼れる度合いは、事前に同意を得ているか、押し切って一人暮らしをしてしまうかで大きく変わってくることでしょう。のちのち困った時に頼るためには、事前の同意が欲しいところです。

結論:親の同意はあるにこしたことはない

これまでの説明をまとめます。親の同意が必要なのは、未成年者や連帯保証人が必要な場合。それ以外のケースでは必須ではないが、いざという時頼るためには事前の同意があった方が良い……とこんな感じです。

これらを総合的に考えると、一人暮らしをする際に親の同意はあるにこしたことはないと私は思います。そもそも同意を得ずに出ていく=ちょっとした(どころではない?)確執です。親は養ってもらっていた感謝の対象なのですから、できれば納得してもらいたいところですよね。

なによりせっかくの新たな旅立ちなのですし、気持ちよく家を出たいですから。

親が一人暮らしを反対する理由

相手を説得するには、相手の言い分・気持ち・反対する理由を知っておくことが何よりも大事なことです。

それらが分からないで説得することは、単なる勝手な気持ちのごり押し。ただ売りたいだけで一方的な説明をする営業パーソンと同じです。優秀な営業パーソンのように、相手の気持ちを理解した上で説得するのが良いでしょう。

反対する理由は様々ですが、ここでは代表的なものを挙げてみます。「わが家の親はこれがあてはまりそうだな」という項目を探してみてください。

生活が乱れると思われているから

お父さん
お父さん

一人暮らしをさせようものなら生活が乱れまくるに決まっている!

実際、確かにそんな人はたくさんいると思われます。起床時間も食事の時間もまちまち。昼夜逆転。趣味三昧。友達と遊びほうける。……普通にあるあるだと思います。若いうちは特に。

親は普段のあなたの生活を見ています。一人暮らしさせたら乱れた生活になることが目に見えている……と思われれば、反対されても当然かもしれません。

規則正しい生活をし、生活態度を見なおす。

家事ができそうもないから

お父さん
お父さん

ズボラなあの子に掃除・洗濯なんてできるわけない。料理なんてなおさらだろう。

部屋は汚部屋。ゴミもたまり放題。自炊はせずに毎食コンビニ弁当。親としてはそんな状態になるくらいなら一人暮らしを許可しない方が安心です。家事なんてやったこともない、何でも親任せの生活、不器用である、という人は注意です。

家事を積極的に手伝う。料理を覚える

まだ早いという親の価値観

お父さん
お父さん

まだ10代だし子ども、お前にはまだ早い!

価値観は人それぞれ。それは親も同じです。例えば10代での一人暮らしという概念が無い人もいるかもしれません。概念が無いのですから、今はそういうこともあるものだということを分かってもらう必要があるでしょう。

「親の考えは古い、間違っている」などと否定せずに、必要性等を説明し分かってもらう。

経済的な問題

お父さん
お父さん

我が家には支援してあげられるお金は無い。かといって本人では払えないだろう。

特に学生さんなどが一人暮らしをしたい場合、金銭的理由で否定されることはあるでしょう。こういったケースでは、本人が頑張って全額出せる額を貯めれば文句は無いはずです(それでも文句を言われれば別に隠れた理由があるということ)。

親によっては全く出せないわけでなく、少額であれば援助してもらえるかもしれません。親の負担を減らすためには自分の努力も必要かもしれません。

自分である程度出せるようにお金を貯める。自分でも頑張る意欲を見せる。

必要性を感じられないから

お父さん
お父さん

学校(職場)にも近いし、わざわざ一人暮らしする意味はないだろう。

これはごもっともな考えと言えるかもしれません。今の家が学校(職場)に近く、必要性が無いのであれば一人暮らしは無駄にお金がかかるだけ。ならメリットは無いでしょう?というわけです。左脳タイプの論理思考な親であれば、特にそう感じられると思います。

一人暮らしをすることの意味・メリットを協調して説明する。

心配で仕方が無いから

お父さん
お父さん

こんなご時世だし、娘が心配。一人暮らしなんてとんでもない!

特にお父さんが娘を思う気持ちはとても強いもの。悪い虫がつかないかや、犯罪に巻き込まれないか心配するものです。男でも、悪友のたまり場になったりしないか心配になることもあるでしょう。

女友達が近くに住んでいる、定期的に連絡するなど、安心できるような材料を考える。

親が子供離れできていないから

お父さん
お父さん

○○××だからだめ!(本当はまだ子どもと離れたくない!)

本当は自分が子離れ出来ていないだけ、寂しいからイヤ……こんな親もいるでしょう。このケースがやっかいなのは、もっともらしい別の理由を付けて反対することです。

実際は自分がさみしいだけですから、そのもっともらしい理由を解消する提案をしても暖簾に腕押しで効果がありません。ですから早く察することが大事です。

しかしこれは対策が難しいですね。子どもに依存するような甘いタイプと、上から束縛するタイプなどがあると思います。こればかりは親の性質次第だと思います。

親の性質に応じて対策を検討する。

頑張って親を説得する

なにはともあれ、特に必須な方は頑張って親を説得しないと一人暮らしができません。ここでは説得する際の注意点などを考えてみます。

原則:感情的になってはダメ

感情的になってはダメ。これは親に限らず説得をする際の原理原則です。というのも感情的になっては話し合いにならないからです。言わば論理的な説得を放棄するも同じこと。

  • 感情的になるなんてまだまだ子どもだな、やはりダメだな、と思われる
  • 親も一緒になって感情的になってしまい話にならない

上記のいずれかでしょう。いずれにしても、状況が進展することは望めません。例えイライラしても、決して感情的にならないよう気をつけましょう。

親の反対理由は何かを探る・考える

先ほど親が反対する理由の例を複数挙げました。一口に反対すると言っても、このように親には何らかの反対理由があるものです。自分の親は何を理由に反対しているのかを探り考えること。まずはこれが大事です。

相手の発する言葉に耳を傾ければ、いったいなにが反対理由なのか直接的・間接的に分かることも少なくありません。

直接的に聞き出せない場合、家族に話を聞くのもありです。例えば父親が反対していて母親はそうでもない場合、母親に相談すれば新たな情報を引き出すことができるかもしれません。

できるだけ論理的に説得する

相手の反対理由が推測できたら、そこを改善できる案で説得します。論理的であればあるほどベスト。これは先ほど反対理由のところでヒントとして少し挙げましたね。

例えば経済的な面が心配な親であれば、それを補う提案や約束をします。例えば、以下のようなことを言ってみるのはいかがでしょう。

  • ○年間で○円貯めた事実を伝える
  • 無駄遣いをしていないことをアピール
  • 家賃は責任もって全て自分で払うと約束する

親の反対理由に対し論理的に説得をすることができれば、より説得しやすくなるはずです。

感情論はなるべく言わない。言うなら最後の一押し程度に

先ほど感情的はNGと書きましたが、感情論も説得にはあまり相性がよくありません。例えば「○○ちゃんも一人暮らししてるんだよ。私もしたい」と言えば「よそはよそ、うちはうち!」と反論されてしまうでしょう。

一人暮らしは現実問題ですから、感情だけではやっていけません。ですので感情論よりも現実論(論理)でせめることをお勧めします。

ただし、唯一感情論も使えると思うのは、最後の一押し、もうちょっとで落とせそうな時。いわばクロージングの段階で使うのであれば悪くはないのかなと思います。

まこと
まこと

クロージングに入るときは、すでに相手も論理的に納得している状態だからです(ちなみに元営業パーソンです)。

機嫌の良いときに言う

同じ言うなら機嫌の良い時に相談するのが成功率を高めるポイントです。個人的にお勧めなのが、食事中~食後に話すこと。万人にとってそれは機嫌が良い時だからです。

この手法は心理学でも有名で、ビジネスでも使われています。食事中の話は良い印象を持ってもらえる事が多く、そして食事が美味しければなお有効に働くもの。そのためよく高級レストランや料亭でビジネスの商談が行われていますね。

怒りやすい親の場合は食後もありです。人間、お腹がいっぱいな時は機嫌が良いだけでなく、なかなか怒れないものです。

食事中・食後以外でも、親の性格上機嫌が良い時があればそれを狙ってみましょう。

お腹がいっぱいでも、酔っ払っている時は絶対に止めましょう。お酒を飲むと気性があらくなったり、忘れられても困りますしね。許容できるのはほろ酔いくらいまでです。

時間をうまく使う

いきなり子どもから「一人暮らししたい」と言われてびっくりしてしまう親もいます。特に仲良し親子ほど、驚き・衝撃は大きいことでしょう。

その驚きから、ついつい否定的な発言をしてしまうこともあるかもしれません。しかし何かと時間が解決してくれることもあります。

お父さん
お父さん

よく考えればこの歳だし、そういう希望があっても当然かもしれないな……

……という感じです。すぐにはそうならなくとも、時間の経過と共に解決に向かうことはあります。その間「良い子」でいることで可能性もあがると思いますよ。

説得の成功率を上げる方法&事前の根回し

説得の成功率を少しでも上げるための方法を考えてみました。参考にしていただければ幸いです。

かなり前もって伝えておく

先ほど「時間をうまく使う」ということを挙げましたが、これを意図的にうまく使う方法です。一人暮らしをしたいかなり前から、その旨を伝えておきます。例えば

わかば
わかば

大学を卒業したら一人暮らしをしたいんだけど……

などと1~2年前から宣言しておく。その時拒否されても、ことある毎に言っておけば自然と親も慣れてきます。慣れる=一人暮らしを認める覚悟となりやすいです。

その際「それまでに○○ができたら一人暮らしを認めてくれる?」等と条件を付けるのもありですね。約束してもらえれば、親とは言え簡単に反故にすることはできませんので、可能性がより高まります。

事前にだめな理由を潰しておく

親が反対する理由を、説得する前に潰しておくのも良い方法です。例えば以下のようなことです。

  • お金を貯める
  • 規則正しい生活を送る
  • 良い子にしておく
  • 家事を手伝う
  • 料理を教えてもらう
  • 自分のことは自分でやる

重要なのは、「事前に」ということ。反対された後にやれば、ただ一人暮らしを認めてもらいたいだけで一時的に取り繕っているだけ……と思われてしまう可能性もあるからです。

一人暮らしをしたい1~2年前からそう心がけておけば、親が認めてくれる可能性も一層上がるでしょう。

味方を増やしておく

一口に親の反対と言っても、両親揃ってではなく片方はそうでもない場合もあります。例えば反対しているのは父親だけで、母親は賛成してくれるなど。この場合、賛成してくれる母親は味方になってくれる可能性があります。

時には話し合いの中で助け船を出してくれるかもしれません。父親が何をネックに反対しているのか情報を流してくれるかもしれません。

当然ですが、味方は多ければ多いほどいいです。プラスにはなれど、マイナスになることはないですからね。兄弟・姉妹・祖父・祖母など一緒に生活している人には是非とも味方になってもらいましょう。

まこと
まこと

とは言え味方になってくれるかは日頃の行い次第ですね。

まとめ

一人暮らしをするため親を説得することについていろいろな観点から考察しました。

説得の方法一つで一人暮らしできるかできないかの結果すら変わるかもしれない……。そう思うと、親の気持ちや反対理由を考えることに時間を割く価値はありますよね。

本文でも書いたとおり時間が有効に働く場合もありますので、ダメだった場合も諦めないでください。その場合は、お金を貯めるチャンスと前向きに考えると良いのではないでしょうか。

あなたの説得がうまくいくよう幸運をお祈りいたします。

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